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男子に比べて女子は痩せにくいもの。でもそれってどうして?筋肉が少ない、代謝が低いなどいろいろな理由はありますが、一番はやっぱりホルモンバランス。上手に付き合ってキレイになりましょう。
ストレス知らずで痩せるには「女性ホルモン」を知りましょう
「女性ホルモン」は2種類
エストロゲン(卵胞ホルモン)
排卵にかかわるホルモン
卵巣や子宮の発達を促す
女性らしい体を作る
体内のカルシウムを調整
別名「美人ホルモン」
プロゲステロン(黄体ホルモン)
生理に関わるホルモン
子宮内膜や子宮筋の働きを調整する
乳腺の発達を促す
妊娠中は常に分泌される
血糖値を正常にして体脂肪を減らす
分泌中はイライラしたり不安定になる
女性はホルモンバランスの変化によって、卵胞期→排卵期→黄体期→月経という4段階の周期を毎月繰り返しています。
この、「女性ホルモン」は2種類あり、卵胞ホルモンの「エストロゲン」と、黄体ホルモンの「プロゲステロン」。人によって20~40日と周期には個人差がありますが、基礎体温を数ヶ月つけると自分の女性ホルモンの周期やリズムがわかるようになります。
痩せやすい時期 太りやすい時期
エストロゲンの時期…生理初日~排卵前まで
心身共に体調が良くなり、ダイエットや運動効果が出やすい時期です。いわゆる「痩せ日」ですね。この時期は何事もヤル気になり意欲的。どんどん積極的に行動したいものです。
プロゲステロンの時期…排卵前日~生理直前まで
体が疲れやすい時期です。気持ちも沈んだりイライラしやすくなる人も。水分をため込んでしまいむくみやすくなります。大腸の動きが悪くなるので便秘になりがち。
自律神経の働きが鈍くなるので眠くなりやすく代謝も下がりダイエット効果が出にくくなります。
生理前はどうして食欲がわくの?
排卵から次の月経までの「黄体期」は、心も体も不安定になります。
不安定になるのはいろいろな原因があります。主に気持ちの安定に大きな影響を及ぼすのは「セロトニン」。この脳内分泌物が減少することで気持ちが不安定になると言われています。
セロトニン
脳内にあるさまざまな神経伝達物質に働きかけ、主に
「精神を安定させる」
「食欲を抑制させる」作用があります。
他にも体を支える抗重力筋の増強をサポートしてくれることでたるみを防止してくれたり、腸内環境を安定してくれたりと、女性にとってはとても必要な分泌物なのです。
どうして甘いものが欲しくなるの ?
「セロトニン」別名「幸せホルモン」
甘いもの(糖分)は、もともと脳のメイン栄養素。食べることで一時的に幸せホルモンの分泌を増やして気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。
実は女性は男性に比べて、セロトニンの分泌が少なめな傾向にあるそう。不足すると情緒不安定や、甘いものや炭水化物を中心とした過食に走りやすくなる傾向があります。
さらに生理前の体調が思わしくない時期は、セロトニンの分泌量が低下するだけでなく、その伝達まで妨げられるといわれています。
幸せホルモンを出そう!
体を動かす
一定のリズムで刺激がある運動が効果的。EMSなどで自動的に体を動かしてもらうことは心身ともにスッキリする良い手段ですね。
自分で動かす場合は、ウォーキングやリズミカルなモップ掛け、掃除機などがおすすめです。
イライラすると掃除をしたくなるのは、こういう効果もあるからなんですね。
アミノ酸「トリプトファン」を食べる
セロトニンを作る原料となる必須アミノ酸「トリプトファン」。チーズ・大豆・マグロなどの赤身の魚・牛乳 に多く含まれています。
よく寝て朝に太陽光線を浴びる
しっかり寝てスッキリ起きると、セロトニンの分泌量は増加します。起きた後にすぐ太陽の光を浴びて体内時計をリセットしましょう。
腸内環境を整える
腸内には100種類以上の菌が存在し、腸内フローラが形成されています。この腸内フローラが作る酵素たちが必須アミノ酸の「トリプトファン」の吸収に深く関わっています。
便秘や下痢などの腸の問題を解決しないと、セロトニンを作る材料が排出されてしまいます。腸内環境を整えるよう意識してみたいですね。
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