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​フライドポテトが老化を招く!…糖化の恐ろしさ

食べること キレイになること
​シワやガンの原因になるAGE…実は食べ物が関係します
​最近テレビCMで耳にする「薄毛の原因はAGEです」という言葉。そのAGEってつまり何なのかはご存知ですか?実は薄毛だけではなく、ガンや認知症など体の健康にも大きく関係します。
更にそのAGE、太るような食生活を続けているとどんどん摂取してしまう「老化の原因物質」なのです!
A…Advanced       最終
G…Glycation   糖化
E…Endproducts   生成物
AGEは、糖化最終産物といい、身体の中でタンパク質と余分な糖が結び付いてタンパク質が変形・劣化をし、生成された物質。この反応を「糖化」といいます。この反応によってできたAGEsが、肌や髪、骨など全身の老化を進めるのです。
​糖化が招く症状・病気は?

この糖化によって、人はどんな病気になりやすくなるのでしょうか。

​ざっくりあげてみると…
・動脈硬化
・糖尿病合併症
・高血圧
・認知症
・ガン
・非アルコール性脂肪肝炎
・骨粗鬆症
・白内障
​・シワ、しみなどの肌老化
​・薄毛
若い方は高血圧や認知症など、ピンとこない病気もあるかも知れません。でもこの糖化を放っておくと、お肌のたるみが進行し、シミやシワなど、見た目老化が早まってしまうのです。特に毛髪や皮膚など、身体の表面部分に表れやすいとも言われています。
糖化反応は、血糖値を急に上げることを繰り返す、慢性的に高血糖な状態を続ける糖分とタンパクが体内に同時にある時間が長い、ような状態の時に進行が早まります。日常の食生活によって必要以上に糖化が進んでしまうと、太るだけではなく糖尿病がんなどの生活習慣病にもなってしまうのです。

ではその「糖化」を招く食生活とはどんなものなのでしょう。

要注意!老化を早める食習慣とは
① ちょっと小腹がすいたらクッキーをお口にポイ!チョコチョコお菓子をつまんでしまう
血液中の血糖が高い状態が続けば続くほど、エネルギーとして使われない糖が身体のタンパク質と結合しやすいです。どんどんAGEを作ってしまいます。空腹時間も大切にしましょう。
② 食後はソファでのーんびり。たまにそのまま寝ちゃうことも…
食後の血糖値が上がったままの状態は、糖化を促進する怖い時間です。
身体の筋肉はグリコーゲンをため込んでおり、身体を動かすとすぐに糖を取り込んでくれます。食べたらすぐに食器を洗う、食後に軽く体を動かすなどして、血糖値を早めに下げてあげましょう。
③ 喉が渇いたらオレンジジュース!果汁100%でヘルシーだから大丈夫。
果物はビタミンを多く含み、いかにも体によさそう…ですが、かのスティーブジョブズはフルータリアン(果実食主義者)だった為若い年齢で亡くなったのは有名です。実は糖化を最も促進するのは白砂糖ではなく、果物に含まれる果糖なのです。その血糖値が上がるスピードはなんとブドウ糖(いわゆる白砂糖)の10倍!
食事からも身体に入るAGE!その食べ物とは
自分の体内で生成されるだけではなく、直接食べたものからもAGEは身体に入ってきます。
食べ物内のAGEのうち、血中に入るのは約10%。それ以外は尿で排出しますが、量が多いと腎臓を傷めてしまいます。
AGEを多く含む食べ物の判断基準
加熱調理の温度が高いもの。加熱時間が長いもの。見ためでいうとメイラード反応(アミノ酸と糖を混ぜて加熱すると褐色になる反応…ホットケーキのあのおいしそうな茶色です!)が強く出ているもの。
具体的にはどんな食べ物?
揚げ物…鶏のから揚げ、フライドポテト、フライドチキン、ポテトチップス、フィッシュバーガー など
ローストしたもの…直火焼肉、炒め玉ねぎ、ベーコン、焼き鳥、牛ステーキ、ピザ、ローストチキン
その他…こんがりおいしく焼けたパン、チョコレート、アーモンド、ココア
​GI値の高いものは糖化反応を早めます
GI値60以上のものをできるだけ夕食などには避けることもよいでしょう。
フランスパン(93)、食パン(91)、アンパン(88)、バターロール(85)、白米(84)、赤飯(77)、うどん(80)、じゃが芋(90)、ニンジン(80)
糖にも種類がある
エネルギーとして使われず余った糖が、身体の老化を早めることがわかりました。
その糖分も分けると二種類あり(他にもありますがここでは割愛します)、ぞれぞれ体内にはいってからの吸収のされ方が異なります。
​ブドウ糖…いわゆる砂糖。もしくは米などの炭水化物が胃腸で消化された状態。
摂取した炭水化物や砂糖は胃腸で消化されブドウ糖になり、血中に流れます。そしてインスリンによって細胞内のミトコンドリアに送り込まれ、エネルギー源となります。
エネルギーとして使われず余ってしまったブドウ糖は、肝臓でグリコーゲンになり、さらに余った分は脂肪細胞で脂肪として蓄えられます。これがつまり脂肪が増えた=太った 状態です。
このブドウ糖がこれ以上余ってしまうと血液に乗って全身に流れAGEを作り出すのです。AGEが
真皮のコラーゲンにつくと…たるみ・くすみ・シワ
血管につくと…動脈硬化
​とさまざまな老化を引き起こします。
​果糖・果糖ブドウ糖液糖…果物に含まれる糖。もしくはジュースや菓子類・加工食品で大量に消費されている糖分。
よく白砂糖は身体によくないなどと言われていますが、AGEに関してはなんとこちらの方がとても危険な糖なのです。まず果糖は体温に反応しやすい特徴があります。
そして胃腸で消化されず、そのまま腸で吸収され細胞に送られてしまうのです。
余った果糖は肝臓内の酵素で「グリセリド」という中性脂肪に変わりどんどん脂肪細胞に運ばれてしまうのです。
老化も問題ですが、果糖=すぐに脂肪になる
​と思ってもあながち大げさではありません。もちろん余った分はAGEを作り出すのです。
教えて!老化にいい食生活は?
​老化を招き、しかも太ってしまう生活は早めに変えてみたいものです。
​最後にAGEの少ない食事を紹介します。
おすすめ低AGE食材
茹でたまご、蒸し鶏、お刺身、ツナ缶、米飯、ポップコーン、シャーベット、豆腐、オムレツ
おすすめ低AGEの食べ方
茹でる、蒸す、などの調理法や、油分を多く使わない製造法
鍋物、タジン鍋なのど蒸し料理、おひたし、サラダ、バンバンジー、サラダチキン など
血糖値を急激に上げない食べ方
・食物繊維を多く含んだ食材から食べる
・ゆっくり食べる(20分以上かける)
​・味付けは酢や香辛料を使う
​・ブドウ糖果糖が含まれたオヤツは避ける

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